三原舞衣選手のシンデレラストーリー

三原舞依選手は今シーズンからシニアへ参戦、スケートアメリカで3位の表彰台に上ると、中国大会で4位と好成績を収めました。
さらに全日本では3位となって、シーズン後半の国際大会の出場権をゲットしました。

三原舞依選手は、2月16日から平昌五輪と同じ会場で行われている四大陸選手権ではSP4位から逆転して優勝しました。
まさにシンデレラストーリーで、女王まで駆け上がりました。

そんな、三原舞依選手ですが、昨年、難病(若年性リウマチ)のため、長期間競技から離れなければならなくなりました。
今回は苦労を超えての復活、そして国際大会での初優勝は素晴らしいの一言です。
まだ、17歳ですから、怖いもの知らずということもあるとは思います。

思えば、浅田真央選手もシニア1年目はGPファイナル優勝、全日本優勝など素晴らしい活躍を見せました。
これから、三原舞依選手がいろいろなものを背負って、競技に集中できるのか、難病とうまく付き合って競技を続けられるのかが問題になってきます。

まずは、3月に行われる世界選手権です。
この大会はただの世界選手権ではないのです。
オリンピックの枠を取るためるの戦いなのです。
3人のうち上位2名の順位の合計が13位以内であれば、3人オリンピックへ出場できます。

エース宮原選手が疲労骨折で休養中、仮に世界選手権へ出場することができても万全の演技が出来る可能性は低いです。
ジュニアの女子は世界トップクラスの選手がたくさんいるのですが、シニアは手薄状態のため、三原舞依選手の成績に期待するしかなくなります。

そんなプレッシャーを受けた時に、今までどおりの演技ができるのか、病気を乗り越えた精神力の持ち主の三原舞依選手であれば、期待に応えてくれると信じたいです。
自分の演技をすれば、自ずと結果はついてきます。
三原舞依選手には、平常心でベストを尽くして欲しいと思っています。

宇野昌磨選手の魅力~あどけなさと男の色気の相反性

今や、羽生結弦選手に迫る勢いで実績をぐんぐん上げている宇野昌磨選手。
パッと見は小柄でかわいらしく、インタビューなどの際も、シャイであどけない話し方が母性本能をくすぐります。

それが氷の上に出て、演技が始まったとたん、宇野昌磨選手の表情が一変!
口を引き結び目線は鋭く、その演技、手の表情や身のこなし、何かを訴えかけるような表情からは、なんとも言えない色気が匂い立つよう。
そのギャップとアンバランスが、宇野昌磨選手の最大の魅力ではないでしょうか。

羽生選手とはまた全く違うタイプで、ジャンプなどの技術も正確で安定感があり、最近はなかなか成績の安定しない羽生選手からも「さすがの安定感!」と評価されるほど。
宇野昌磨選手の得意技、脚を180℃にそれぞれ広げ、ほぼしゃがみ込むような低さで状態を大きくのけぞらせる「クリムキンイーグル」は彼ならではの技で、その際の表情もまた色っぽく、何度でも見たい大技です。

宇野昌磨選手はまだ19歳、実力は文句なしですが、まだまだシニアに出たての昨シーズンは慣れない様子で、表彰台に上がりお互い腰に手を回してメダリスト3人で写真撮影に臨むところ、隣の羽生選手と思わず腕を組もうとして、「結婚式じゃないんだから!」と爆笑されたエピソードは有名です。

世界トップレベルの実力者である二人ですが、競技の後の待ち時間など、二人仲良くじゃれあったり笑いあったりする様子は兄弟のようで、とても微笑ましいものです。
全く個性の違う羽生選手と宇野昌磨選手、これからますます競い合ってフィギュアスケート界を引っ張っていってほしいと思います。

羽生結弦選手、トリプルアクセルが武器のフィギュア界の王子様

1994年生まれの羽生結弦選手は、男子シングルのフィギュアスケート選手です。
”ゆづ”という愛称で、全国民に愛されている存在でもあります。

羽生結弦選手は、ソチオリンピック、世界選手権、全日本選手権などで優勝をしており、数々の記録を残しています。

トータルスコアで300点以上の高得点をたたき出すという偉業も成し遂げています。
これまでの世界歴代最高得点を大幅に上回って塗り替えたのです。

更には、羽生結弦選手はグランプリファイナルにおいては4連覇を果たすなどしており、その躍進はもはや誰にも止めることはできないと言って良いでしょう。

元々、フィギュアスケートをはじめたキッカケというのが、2歳の頃から患っていた喘息の克服でした。
今ではその症状も、投薬や鍼治療によって改善されています。

羽生結弦選手は、プロフィギュアスケーターである荒川静香氏を尊敬しており、彼女の代名詞的存在とも言える技”レイバック・イナバウワー”を、演技に積極的に取り入れています。
これは、彼女への尊敬の気持ちを表現していると言われています。

テレビ番組やCM、映画など様々な分野にも挑戦しており、幅広く活躍しており、ファンも多い選手です。
羽生結弦選手は、常に自分に厳しく、そして夢を与えてくれる日本の誇りと言えます。

三原舞依選手の成長

フィギュアスケートの2016/2017シーズン、一番大きな変貌を遂げた選手と言えば、三原舞依選手ではないでしょうか。
それは今季の女子フィギュアスケート界が、大きな変換期を迎えたからだと思っています。

昨シーズン、三原舞依選手は初のジュニアグランプリファイナルへ出場、6位となった帰国後、若年性特発性関節炎(若年性リウマチ)のため、入院治療を余儀なくされます。

約半年にものぼる闘病生活の間は、もちろんスケートすることもできずに、病室のベッドで試合を見ることもあったそうです。
退院後は治療を続けながら競技に復帰し、現在も再発のリスクを背負いながらのも現役選手として活躍しているのです。

三原舞依選手は今シーズンからシニアに本格参戦しました。
初戦のネーベルホルン杯で優勝すると、初参戦のグランプリシリーズアメリカ大会で3位となり銅メダルを獲得、続く中国杯では4位となります。

三原舞依選手は、その後の全日本選手権では初の表彰台で3位となり、四大陸選手権と世界選手権への出場を獲得します。
難病を乗り越えスケートできる喜びを、何も失うもののないシニアの舞台でのびのびと楽しんでいるように見えました。

年が明けてシーズン後半、四大陸選手権でも三原舞依選手の勢いは衰えません。
ショートプログラム4位から、フリーではパーソナルベストで逆転、国際大会初優勝を飾ります。

この四大陸選手権では、日本のエース宮原知子選手が骨折による怪我で欠場しますが、この時点ではまだ世界選手権の出場は予定されていました。
しかしその後怪我の回復が思わしくなく、世界選手権への出場を断念することになります。

今季の世界選手権は、来季のオリンピック出場枠をかけた特別な大会でした。
日本女子は3人出場となっていたので、上位2人の合計順位で出場枠が決定します。

そこで絶対的な安定を誇っていたエースの宮原選手が欠場となり、一気に出場選手たちにオリンピック出場枠のプレッシャーがのしかかってきたのです。
三原舞依選手と同じく今季シニアデビューした樋口新葉選手、宮原選手の欠場により急遽出場となった本郷理華選手、この3人で世界選手権に臨むこととなったのです。

今季の実績や安定感などからも、三原舞依選手への注目度も上がってきました。
そしてこれまで感じたことのないプレッシャーの中、三原舞依選手はショートプログラムでジャンプをミスし15位と出遅れていまします。

試合後は涙を流しながらもインタビューに答え、フリーの抽選会ではコーチに寄り添われながらも、流れる涙を止めることができずにいました。

しかし、フリーでは見事にプレッシャーを跳ね除け、四大陸選手権でのパーソナルベストをさらに更新し4位、総合で5位となり、オリンピック出場2枠獲得に貢献しました。

今季最後の国別対抗戦では、ショート、フリープログラムともにノーミスの演技で、今季3度目のパーソナルベストを更新し、日本チーム優勝に大きく貢献することとなるのです。

今季、シニアに参戦したばかりの三原舞依選手が、シーズン後半には日本のエースとしてオリンピック枠獲得を託される選手にまで成長したのです。

シーズンを通じてこんなにも立場が大きく変わった選手もまれだと思います。
そしてその期待に見事に応えてくれたと思っています。

三原舞依選手はいつもインタビューで「スケート出来る事、家族や支えてくれる全ての人に感謝して、その喜びを忘れずに滑りたい」と語っています。
感謝を忘れない人はいざという時に強さを発揮できる人だと感じています。

今季は浅田真央さん、村上佳奈子さんの引退表明もあり、激動のシーズンとなりました。
来年の平昌オリンピック2枠をかけての戦いがはじまりますが、三原舞依選手ならきっと感謝の気持ちと共に夢を叶えてくれると信じています。

羽生結弦選手、オリンピックに向けて意欲!

フィギュアスケート男子の四大陸大会を終えて、羽生結弦選手の結果は銀メダルとはいえ、フリーの点数では1位という結果を残し、「いいプレ五輪になったと思っている」と平昌オリンピックへの手応えを感じた様子でした。

フリートップで今季自己ベストとなる206・67点をマーク。
合計も今季ベストの303・71点で2位に入りました。

「年々やることも大変になっている中で、自分の限界に挑戦している感覚が非常に好き。今回がたぶん一番楽しかった銀メダルだと思う」という羽生結弦選手のアスリート魂あふれる言葉に、こちらまで元気と勇気をもらえるようで嬉しくなります。

「五輪の時に自分が何本跳んでいるか、ちょっと想像がつかないです。ネーサンが『羽生結弦選手が押し上げてきた』って言われるのはうれしいけど、たぶん僕というよりみんなで切磋琢磨(せっさたくま)して押し上げてきたと思っている。

その中でも常にトップを張りたいと思っている」と、力強い言葉を残してくれました。
彼の持つ才能は、一体どこまで突き抜けていくのでしょうか。

トップを取り続けてもなお、トップで居続けるための努力を一切惜しまない精神力には、いつも尊敬してしまいます。

羽生結弦選手は、いつまでも少年のような繊細さと甘いマスクを持つ一方、力強い才能と精神力を持つギャップが、観客、なかでも女性たちの心に火をつけるのではないでしょうか。

羽生結弦選手は演技も性格もキレイでかわいい!

今のフィギュアスケート界で不動の人気を誇る選手といえば、男子シングルの羽生結弦選手ですよね。
その人気は日本だけにとどまらず、海外のフィギュア専門雑誌でも表紙の常連になっています。

ジャンプの点数が大きな割合を占めるフィギュアスケートにおいて、羽生結弦選手のようにためらいなく複数の4回転ジャンプに挑み、そして成功させる実力は、誰にとってもあこがれの的。
ここ数年の男子フィギュアスケートでの、4回転ジャンプ合戦ともいえる選手の競り合いも、羽生結弦選手をはじめとするたった数人のフィギュアスケーターに追いつくための戦いであるといえるでしょう。

中でも、羽生選手は数々の国際大会を連覇。
ソチオリンピックでもショートで未曾有の得点をたたき出し、金メダルを獲得しましたよね。

そんな羽生結弦選手ですが、特に日本においての人気のヒミツは、実力だけではないんです。
それは、羽生選手の「かわいさ」。

どんなに大事な大会でも、羽生選手の隣には常にプーさんの大きなティッシュカバー。
キスアンドクライでも、プーさんのティッシュカバーにぬいぐるみ。

先日行われた大会でも、息を切らして真剣な表情のまま、プーさんを手に取り、カメラにお辞儀。
そんな可愛さがファンを獲得しているみたいですよ。

男子フィギュアは複数種類の四回転ジャンプを跳ぶ時代

ソチオリンピックが終わってたった3年で男子シングルスのジャンプ構成がぐっと変わりました。
複数種類の四回転ジャンプを跳ぶ選手がぐっと増えてきたのです。
ソチオリンピックの時は一番多い選手で2種類で1試合3~4本程度でした。

ところが、最近ではトップ選手になると1試合に5~7本の四回転ジャンプを跳ぶのが当たり前という感じです。
四大陸フィギュアで優勝したネイサン・チェン選手はショートで2本、フリーで5本の四回転ジャンプを成功させました。

着氷に乱れもあり、演技構成点も高くはありませんでしたが、それでも300点を軽く超えてしまいました。
まだ17歳です。

羽生選手もフリーで4本のジャンプを決めましたが、それだけではなく他のジャンプの構成も難易度が高く演技構成点もかなり高いものでした。

総合的に見るとまだまだ羽生選手が格上なのでしょうが、ミスをしないチェン選手はそれだけで強いように思います。
ここ一番でのメンタルも相当なものでしょう。

今回敗れてた羽生選手は3月に行われる世界選手権に向けてメラメラと闘志を燃やしているように感じます。
宇野選手も四回転ループを成功させましたし、二人の若い選手が羽生選手にどんどん迫ってくるのがヒシヒシと伝わってきます。