鳥谷敬の強靭さの礎とは一体何なのか?

2017年の4月19日、連続試合出場記録を1767試合で歴代単独の2位になった阪神タイガースの三塁手、鳥谷敬。
今年、もう一つの大偉業である2000本安打にも挑戦している彼の強靭さとは一体何なのかを検証したいと思います。

鳥谷敬の最大の強さは肉体の強さにあると言われているように、彼はベテランと呼ばれる年令になっても誰よりも真剣に練習に取り組んでいます。
毎日の全体トレーニングに加え個人練習の筋肉トレーニングや走り込みは、同チームの若手選手が肝を潰す程の過酷さだと言います。

この2004年のプロ入りから十数年に渡るトレーニングの積み重ねが、怪我に強い彼の礎を築いたのは間違いがありません。
しかし、私は彼の強さは肉体よりも精神力にあると考えています。

今でこそ鳥谷敬は阪神タイガースのチームキャプテンのみならず、選手会長まで経験した日本野球界のスーパースターですが入団当初は苦労の連続でした。
大学生時代の輝かしい実績から期待過剰になったファンやマスコミからのバッシングの中で、彼は顔色を変えることもなく黙々と打席に立ち、阪神タイガースのショートのポジションを守り続けたのです。

活躍をしても浮かれず、批判されても動じない姿から彼をクールな性格だと思う人が多いのですが、実は鳥谷敬は熱い男でもあるのです。
『お金で自分の将来を決めたくない。そんな人間だと思われることが一番嫌だ』
プロ入り前、複数球団が彼の獲得を目指していたなかで彼が発した言葉です。