北海道コンサドーレ札幌、宮吉拓実が輝きを取り戻す日は来るのか?

かつて京都の至宝と呼ばれた宮吉拓実を記憶しておられるでしょうか?
2008年に16歳1カ月14日と言う当時Jリーグ史上2番目に若いデビューを果たした男です。

宮吉拓実は当時、日本初のエレベータークラブと揶揄されていた京都サンガの期待の星で、京都ユースの最高傑作と囁かれていました。
実際デビュー戦でも鋭いスルーパスを出すなどその才能の片りんを見せており、2009年に17歳でゴールも決めています。

宮吉拓実は小柄な体ながらも、相手ディフェンダーとの駆け引きが上手く、スルスルと突破する姿は当時の京都サンガのエース柳沢敦にそっくりでした。
実際、エースの柳沢が抜けた後は2011年シーズンから柳沢の番号13番を背負い京都のエースとしてゴールを積み重ねます。

2011年には7ゴール、翌2012年には11ゴールをあげ、宮吉拓実は若手ながらチームをけん引しますが、あと一歩の所でJ1昇格がならずJ2での日々が続きます。
そのJ2での日々が悪影響を与えたのか京都の至宝宮吉は、2013年シーズンからゴール数を落としてゆきついに富山へのレンタル移籍が決まりました。

1年半に及ぶ富山でのプレーの後、古巣京都に戻りますが結果を出せず、2016年にはJ1サンフレッチェ広島へと移籍することになりました。
くしくも彼を育てた京都と同じ紫のユニホームを纏いながら、広島の地で奮闘しています。

京都の至宝宮吉はただの早熟選手だったと評価するサポーターも多いですが、彼もまだまだ24歳で成長が見込める選手です。
広島の地でかつての輝きを取り戻し、いつの日か自分が育った西京極のスタジアムで京都の紫のユニホームを着て、Jリーグの頂に立つ宮吉拓実を見せてほしい。
多くの京都サポーターがこれが京都の至宝だと!西京極で声を高らかに上げる声をいつかかならずもう一度聞かせてくれるでしょう。

※2018年、宮吉拓実選手は北海道コンサドーレ札幌に移籍しました。