箱根駅伝のスター・村澤明伸選手復活!北海道マラソン優勝。

東海大学時代に箱根駅伝に出場、花の2区で17人ゴボウ抜きなど、輝かしい実績を持つ、現日清食品グループの村澤明伸選手が北海道マラソンで優勝を果たしました。
大学4年の時は足の故障で予選会を欠場、チームも本選出場を逃しました。
実業団でも度重なるけがのため、今まで思うような実績を残すことができないでいました。

そんな中でも今年はびわこ毎日マラソンでマラソンデビュー、30キロまではアフリカ人選手とトップグループでレースを作る展開を作りました。
残念ながら脱水症状などで後退してしまい、ほろ苦いデビューとなってしまいましたが、個人的には、積極的に前へ行くレースを見せた村澤選手に将来性を感じました。
しかし、レース後、テレビなどで解説をしているOBや、東京五輪の日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトとやらのお偉い方々が「がっかりした」など、村澤選手に対してマイナスなコメントを出していました。

マラソンはやはり経験が必要です。デビュー戦で苦い思いをしたことは、きっとよい経験となって今後の競技生活にきっとプラスになると思いました。
関係者はあえて厳しいことを言ったのかもしれませんが、初めてのマラソンに失敗しただけで見切りをつけるような発言をしたOB達には頭にきました。
今回も、レース中盤には時間設定があるのに積極的に前へ行かないなど苦言を呈していました。

村澤選手としては、前回の失敗を踏まえて前半は抑えるレースをしたとのこと。
これが功を奏し、トップグループ34キロ付近で追いつき、トップを奪ってそのままゴールを切りました。
優勝であれば2時間15分以内というMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)への出場タイムをクリアして、東京五輪出場のスタートラインに立つことができました。

もちろん、世界と戦うには今回のようなレースではダメ、最初から飛ばしても余力が残るような力が必要です。
本人が一番分かっていると思いますので、今後、村澤選手が故障せずに、自身の実力を発揮できるよう応援していきたいと思っています。