最強の「市民ランナー」、世界陸上で注目のマラソン川内優輝選手。

まもなく8月4日よりロンドンで世界陸上が開催されます。
やはり一番の注目選手は、今大会で引退を表明している人類最速の男、ウサイン・ボルト選手でしょうか。
100mでいえば日本人初の9秒台が出るかもしれない、とも期待されています。

しかし今回はボルト選手と同じく「これで最後」と今大会での引退を表明している、最強の市民ランナーとして知られる川内優輝選手についてお話しようかと思います。
まず、川内選手がなぜ「市民ランナー」と呼ばれているのか。
それは川内選手が今もなお埼玉県庁で働いている一般市民だからです。
私たちと同じように平日の日中は毎日働いて、そのうえでマラソンの練習をしているのです。

一般的にスポーツ選手の多くは実業団などに所属をするかスポンサーなどからお金をもらい、仕事をしていたとしても練習に重きをおいている場合が多いです。
マラソンのようなメジャーなスポーツにおいて、世界選手権にまで出場している選手の中で川内選手は異例な存在といえます。

しかし、そんな中でも実績を残しているのが川内選手のすごいところ。
川内選手が始めて注目をあびたのは2010年の東京マラソンでのこと。
なんと市民ランナーとしての参加ながらも、優勝した選手のわずか17秒後にゴールをして、見事4位入賞を果たしたのです。

以後、国内外のマラソン大会に勢力的に参加し、いい成績を残し、2011年大邱大会、2013年モスクワ大会、そして今回2017年ロンドン大会と世界陸上で続けて代表選出されています。
なかなか世界陸上においてはいい記録が出ていませんが、「市民ランナー」としてとても親近感のわく川内選手を今大会でも応援したいと思います。